ラッシュ具合も移り変わった
あの当時は、今より電車が混んでいたのかもしれない。
高度成長期
あれから、都内の鉄道も、じょじょに整備されていった。
それに、時差通勤も 普及した かもしれない。
あの頃は、本当に ぎゅうぎゅうに 詰め込んでいて、
奥の方まで、ぎゅうぎゅうで苦しかった。
乗車率200%とか。
あの頃のラッシュを思い出してきた。
あそこでは、沢山の知らない人と、ぎゅーときつく未着する。
痛くて・・・苦しくて・・・ツライのだ。
辛さの点で、特別の体験だと思う。
あれだけツライことはそうはないのに、
通勤しているみんなが遭遇している 大規模な苦難なのに、
大して取り上げてもらえない。
もっと注目してもいいのではないか?
なぜか?
事件でない、既に日常だから。
変えられないのだから
仕方がないのだからか?
そのギャップの具合にも、不思議さを感じた
何か、この世の影の一面を見ているようであった。